とうとう本番が近づいてきました。
バスの中では、緊張して、
いつもの元気がありません。

「ほかのどの学校より、
一番多く合宿をしてるのは絶対に羽黒高校で、
合宿は辛いけど、それを乗り越えてきたんだから、
みんなの心は確実に強くなってる。
隣の人を信じて、本田先生を信じて、
自信を持って演奏しておいで!」

という優子先生の言葉に刺激され、
全員が大きな声で今の気持ちをみんなに伝え、
最後に、歌合奏をしながら会場に向かいました。

あとは、自分を信じて、演奏するのみです

会場では、秋田県吹奏楽連盟役員の先生方や、
補助役員の中高生のみなさんの素晴らしい対応で、
すべての場所で安心してスムーズに演奏に向かうことができました。

誘導の生徒さんの礼儀正しさ、
運搬補助の生徒さんたちのキビキビした動き、
本当に感心させられることばかりで、
秋田県主催の大会に出場することができてよかった、
と感じるとともに、
山形県代表として、秋田県で学んだことを地元にも伝えていく義務が私たちにはあると思いました。
秋田県の皆様、大会運営等、本当にありがとうございました。

本当にスムーズな運営だったので、
舞台袖まで、とても落ち着いた気持ちで向かうことができました。

本番のステージは、
今の私たちの最大限の力は出し切れたと思います。
サックスのソリでは、コンクールでは禁断の拍手までいただいてしまいました。
最高の笑顔で演奏を終えることができたことが私たちの最大の喜びです。

結果は、銀賞でした。
DSCF6846_RDSCF6852_R

表彰式の後、楽器置き場で
同じく山形県代表として出場した酒田商業高校さんと
DSCF6847_R『東北大会初出場 銀賞受賞』
お互いの健闘を讃え合いました。

東日本大会への夢は残念ながら叶いませんでした。
優子先生の里帰り(優子先生の実家は神奈川県なので、東日本大会の開催地・横須賀へ連れて行くと約束していたのです)もさせてあげられませんでした。
悔しいです。
でも、これが今の私たちの実力です。

次のステップに向けて、また今日から走り始めます

今回の遠征に同行してくださった
内田先生、木村さん、工藤さん、ユウコ先輩、コウシン先輩、
いつも支えてくれている家族の皆様、
音楽指導をしてくださっている先生方、
理事長先生、校長先生をはじめとする羽黒高校の先生方、
これまでのご支援・ご協力、本当にありがとうございました。
これからも羽黒高校吹奏楽部をよろしくお願いいたします。
DSCF6853_R