昨夜は学校を解散したのは22時半を過ぎていました。
合宿からコンクールに突入し、
疲れはピークに達してきていますが・・・
今日も朝から練習です。
遅刻者もなく、全員−1名(忌引きのため)
笑顔で(?)揃いました


今日は、
『コンサートバンドとジャズアンサンブルのためのラプソディ』
最後の合奏です。

その前に・・・
一人一人、今の自分の気持ちを言葉にしました。

悔しい。
演奏は最高に楽しかった。
自分がちゃんと練習していればよかった。
来年は絶対に全国に行く。
来年は絶対に手伝いに来る。(3年生)
家族もいい演奏だったと言ってくれた。
でも、やっぱり悔しい。


さあ、最後の演奏です。
昨日の演奏に足りなかったところを少しでも補って、
金賞の演奏をしよう!

演奏が始まると、
自然と3年生の目から涙がこぼれ始めました。
こんなに真剣に一つの曲に取り組んだことはないし、
こんなに思いのこもった曲に出会ったことはない。
曲が終わってほしくないと思いながら、
一音一音思いを込めて演奏しました。
最後は、ほとんどの部員の目が濡れていました。

このメンバーで演奏できてよかったと心から思います。

3年生は今までこの部活の中心として、
時には厳しく、時には優しく1,2年生をリードしてくれました。
3年生は1年生の頃から練習面で叱られたことはありません。
今では普通になっている延長練習も、
今の3年生が「練習したいから延長したい。」
と言いだしたことが始まりです。
一番沢山練習しているのが3年生です。

コンクール当日こんなことがありました。
演奏直前、楽器を準備して待機場所に行く途中、
JTBの方から3年生のユウとミドリが呼び止められました。
「羽黒高校さんが宿泊したホテルに携帯電話の忘れ物がありました。
○○号室の○○さんのものだと思います。」
忘れ物をしたのは後輩の1年生でした。

ユウとミドリはどうしたか??

動揺させてはいけないので、
本人には伝えず、
ほかの全員にも伝えず、
先生方にも伝えず、
自分たちの心にしまったまま、本番の舞台に立ったのです。

すべてが終了してから、
初めて先生方に報告をしました。

かっこいい
最高の、私たちの自慢の3年生です

そんな3年生たちを東日本に連れて行けなかったのが
後輩たちの一番の心残りです。
来年は、3年生全員手伝いに来てくれると約束したので、
必ず、次のステップに連れて行きますよ


そしてこのメンバーでまた機会を見て『ラプソディ』を演奏したい
そんな思いでみんないます。
そのときは、みなさん、ぜひ聴きに来てくださいね